プ ロ グ ラ ム

・J.S.バッハ

カンタータ158番

・ヘンデル パッサかリア
・日本のうたより
・メンデルスゾーン オラトリオ「エリア」より
・クリスマスの讃美歌
・他
[メッセージ] 藤村和義 牧師
バリトン・ 青戸 知(あおと さとる)

現在、日本で”最高のオペラ歌手のひとり”といつも紹介されている。

 東京芸術大学卒業、同大学院修了。文化庁オペラ研修所修了。文化庁派遣芸術家在外研修員としてイタリアへ留学。ジロー・オペラ賞新人賞を受賞。ベートーヴェン「第9」は、数多くのオーゲストラに招かれ演奏し、他に比肩するものがと絶賛されている。また、演奏活動の傍ら。「ゲスタフ・マーラーの音楽にかけるやわらかいリズム」とテーマ-に論文を作成し、聖徳大学において博士号を取得。聖徳音楽文化学科講師。日本声楽アカデミー会員。二期会会員。日本キリスト教団青山教会会員。


ソプラノ 一小路千花(いちこうじ ちか)


 東京芸術大学卒業。二期会マスタークラス在籍中に優秀賞受賞。イタリアに渡りミラノにて研鑽を積み、故アントニオ・ベルトラミ氏、ベルガモのスクオーラディカント(デュプロマ終了)にて、ラウラ・ロンディ女史に師事。「こうもり」「コシ・ファン・トウッラ」「カルメン」フォーレのレクレエム、モーツァルトの戴冠ミサなどに出演。磨かれた伸びのある美声と劇的に緊張を失わない的確なテクニックを兼ね備えた本格的なソプラノ・リリコ。二期会会員。日本キリスト教団青山教会会員。(青戸夫人)

 

 


ヴァイオリン江口有香(えぐち ゆか)

 3歳よりヴァイオリンを始める。 桐朋女子高等学校音楽科に在学中、 第55回日本音楽コンクールヴァイオリン部門にて第1位(1986年)。 その後渡米し、インディアナ州立大学音楽学部に入学、 在学中にワシントン国際コンクール第4位(1991年)。 同大学を卒業後、同年パガニーニ国際ヴァイオリンコンクール第3位(1993年)。 帰国後は、NHKFMリサイタル、新日鉄プロミッシングアーティストシリーズリサイタルなどに出演。 ソロ活動の他、アンサンブル活動や後進の指導にもあたるなど、幅広く活躍中。 現在、日本フィルハーモニー交響楽団コンサートマスター、 トウキョウ・モーツァルト・プレーヤーズコンサートマスターを務めるほか、国内オーケストラのゲストコンサートマスターも務める。
チェロ江口心一(えぐち しんいち)

 8歳よりをチェロ始める。 1991年 3月に桐朋女子高等学校音楽科(共学)を卒業。 卒業後、ベルギーのブリュッセルに留学。 1992年 フランスのパリ国立高等音楽院に首席で入学。 1997年 同校で一等賞(プルミエ・プリ)を獲得。 2000年より東京都交響楽団チェリスト。同時に室内楽奏者としても活躍中。 ピアニスト兼作曲家の稲本響との共演も多数行っている。 CD「ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲集」、(江口有香)他


ピアノ服部容子(はっとり ようこ)

 国内外の数多くのオペラプロダクションにコレペティトゥアとして参加し、キャリアを積む。プロンプター、副指揮者も務め、日本では数少ない総合力を持った音楽スタッフとして、各方面より信頼を集める。またその中で培った技術で、オーケストラパートをピアノで弾く本番は、年々増え、「オーケストラを超える演奏」と絶賛される。桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ専攻卒業。 二期会コレペティトゥア塾修了。1996年より1年間文化庁在外派遣研修員としてニューヨークに留学。

 


 主イエスのご降誕を待ち望むアドベントのこの時に私たちの親しいもうおなじみにもなった、バリトンの青戸知、ソプラノ一小路千花夫妻のコンサートを催します。今回は昨年こられたヴァイオリン・江口有香さん(日本フィル・コンサートマスター)が、弟さんの江口心一さん(東京都響)と共に来て下さり、さらにオペラピアニストの服部容子さんが加わってくださるという大層豊かな演奏会になります。大いに期待してご来会くださるようご案内いたします。


●恵まれない子供達へチャリティー募金があります。